著述家・評論家の勝間和代さんが現在同性のパートナーの増原裕子さん(LGBTアクティビスト)と同棲していることをカミングアウトした。
この公表は、「バズフィード」のサイトの中で「人生で最大の勇気が必要でした 同性を愛するということ 勝間和代のカミングアウト 」と言うインタビュー記事で公開・報告された。
勝間和代さんは以前に2度の結婚をされていてお子さんが3人いらっしゃるという点で、今回のカミングアウトはその影響力がとても大きいのではないでしょうか?
今回は勝間和代さんと増原裕子さんの同性愛のカミングアウトをうけて、勝間和代さんの子供さんを心配する声が多く上がっていたのでご紹介したいと思います。
また、同性愛のカップルが子供を欲しいと思ったときはどうするのか?についてもまとめてみます。
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目次
勝間和代と増原裕子の経歴
はじめにおふたりの経歴をカンタンにしますね。
勝間和代さんの経歴
出身 東京都
学歴 慶應義塾大学商学部卒業・早稲田大学大学院ファイナンス研究科卒業
勝間さんのご実家は町工場で、4人兄弟の末っ子だったそうです。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。
学生結婚していて21歳のときには女の子を出産しています。
その後の結婚で更におふたりのお子さんがいらっしゃるそうです。
ベストセラー作家で、ITにも詳しく、プロ雀士、経営コンサルタントで、評論家としても活躍している、とってもかっこいい女性ですね~!!
なんでもできて、パワフルですね~。
増原裕子さんの経歴
つづいて、増原裕子(ますはらひろこ)さんの経歴です。
出身 神奈川県横浜市
学歴 慶應大学文学部→慶應義塾大学大学院フランス文学修士課程
職業 株式会社トロワ・クルール代表取締役
増原裕子さんは、日本のLGBT活動家であり、コンサルタント・研修講師・文筆家として多方面で活躍されています。
同性を愛する人、両性を共に愛する人、違う性を生きたいと願う人。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとってLGBTという。
増原さんはLGBTに関する情報を発信する企業「トロワ・クルール」を設立・代表を勤めています。
渋谷区の同性パートナー制度第1号(2017年12月25日パートナー解消)で話題になった方ですね。
勝間和代と増原裕子の出会いは?
勝間さんが、増原さんのことを最初に知ったのは、高校の同窓会のときだそうです。
恩師が、同性パートナー制度第1号は勝間さんと同じ高校出身であることを雑談の中で聞いたといいます。
勝間和代さんが、増原裕子さんの高校の先輩だったということですね!
その後友人を通じて2人は知り合い、増原さんにとって勝間さんは尊敬する人物だったそうで、勝間さんが運営するサロン「勝間塾」に参加するようになりました。
勝間さんも、増原さんの活動するLGBTについて知るようになり、日本最大のLGBTイベント「東京レインボープライド」の見学にも行っていたそうです。
東京レイボープライドとは、LGBT当事者や、その存在を理解し、支え合う仲間たちが集う祭典。
同性に惹かれはじめたのはいつから?
勝間さんは、高校生・大学生の頃から、「女の子を好きになる感覚はありました。」と述べています。
「ダメなことだ思っていた」「女性を好きな気持ちには蓋をしないといけない」と思っていたという。
勝間さんが学生だった頃は、男性も恋愛対象でしたし、現在のようにLGBTが広まっていなかったので、なおさらですよね。
勝間さんの子供は気持ちはどうなるの?
今回のカミングを受けてツイッターでは、勝間さんの前のご主人との間に生まれた3人の「子供」さんを心配する声があがっていたのでご紹介します。
- 勝間さんのお子さんはどう思っているのか?
- 子供が可哀相な気がする。
- 子供のためにも公表しなくても良かったのではないか?
- 元旦那と子供からすると受け止められないのでは?
・・・これは、センシティブな問題ですよね。
確かに、自分の親が、離婚して同性と愛し合う仲になったら、子供としては複雑な気持ちになるかも知れません。
ただ、お子さんは、すでに成人されているでしょうから、どんな気持ちになるかは計り知れませんが、母である勝間さんの生き方を応援するのではないかと私は思います。
称賛の声も多数!
勝間さんのお子さんを心配する声があがる一方で、称賛の声もたくさんあがっています。
- 社会が変わる一歩になる
- 決断と勇気に敬意を評します。
- 人の愛の種類はそれぞれでよい
- これをきっかけに異性とか同姓とか関係なく、そんな社会が当たり前になってほしい
勝間さんがカミングアウトしたことで、日本中のLGBTの人々の勇気に繋がったのは確かですよね。
なかには、セクシャリティを公表すること自体が差別なのでは?と言う意見もありました。
海外では、同性婚も日本よりもっと進んでいて当たり前になりつつあるそうです。
同性のカップルが子供を欲しいときはどうなるの?
最後に、同性のカップルが家族をつくりたい、お子さんを欲しいと思ったときは、どうなるのでしょうか?
調べたところによると、
- 女性同士のカップル:男性に精子を提供してもらって子供を授かる。または養子縁組。
- 男性同士のカップル:代理出産をしてもらう。または養子縁組。
方法として、お子さんを持つことはできるのですが、問題点もまだあるようです。
1.のケースは、お子さんを授かる事ができても、子供を出産していない方の女性は、法律上「他人」になってしまいます。
そして、2.のケースは、まだ日本では代理母出産が認めていないですね。
さらに、1・2の両ケースで、実際にお子さんが持てたとしても、その子が将来、ママが2人・パパが2人となるわけですから、偏見の目にさらされるなどの問題も起きてしまうかも知れません。
勝間さんと増原さんがお子さんが欲しいとなった場合は、年齢的に増原さんがお子さんを授かれば可能かもしれませんね。
色んな生き方があっていいと思う
勝間和代さんが、今回カミングアウトして衝撃が大きかったのは、やはりお子さんが過去にいらっしゃったからですよね。
「そーこういうことだったのね!!」となることって私にもあります。
なので、勝間さんが学生時代になんとなく女性に惹かれていたのが、2度の離婚を終えたあとに、それがクリアになったのもわかる気がするんですよね。
私は、普通に男性と結婚して、子供もいるので、女性が恋愛対象になる感覚は正直分かりません。
ただ、私はみんなが1つのことに関して、考えや行動が一緒になる必要は全くないって思ってます。
例えば、病気になったときに、病院に行ってお医者さんに診てもらうか?なったときに、
「すぐ行く!」って人もいるし、「いや、時期に治るからいいよ」と病院に行かない人もいますよね。
重い病気に罹って、「それを周りの人に言う人」もいるし、「言わない人」もいる。
そうやって、人の行動や考え方は人それぞれで、どれが正しいとか間違っているってないんじゃないでしょうか?
実は、我が家には重い病気の人がいて、別にわざわざ言わなくてもいいことなのですが、特に隠してもいません。
なので、色んな生き方があっていいと思うんですよね。
私は、こう思うとか考えるからって、違う考え方を否定したり、批判するもおかしいでしょ!って思います。
あなたはどう思いますか?
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まとめ
今回は、勝間和代さんと増原裕子さんの同性愛のカミングアウトを受けて、「子供」に焦点をあててまとめてみました。
近い将来、色んな家族のカタチがもっともっと増えて、みんながハッピーになれるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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