子どもたちが大きくなったら、ワンコとパパ(主人)でどんな生活するんだろう?

なんて、小さい子どもたちと毎日大騒ぎな状態で過ごしていたとある日、私の主人はがんの宣告を受けました。

しかもわかったときはステージ4。余命宣告も受けました。

それからもう少しで2年が経とうとしています。

今まで何度か1週間程度の入退院を繰り返していた主人ですが、先月から長い入院となりました。

今回は、大切な人や家族が末期がんになって、闘病生活となったら、家族や妻(私)は何ができるんだろう?

と言う視点で、主人の病気発見から今までの経緯や状況を、答えは出ないかもしれませんが、誰かのヒントになれば、そして、私の心の整理のために書いていきたいと思います。

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主人の病気が分かるまでのこと

1年の100万人以上の人ががんに罹患している日本。

医療が発達したのに、癌になる人、亡くなるひとは増えているから不思議です。

最近では、小林麻央さん、山本KID徳郁さん、さくらももこさん、樹木希林さんなどががん亡くなられていますね。

つい先日私も母ががんが分かってから10ヶ月で帰らぬ人となりました。

主人の病気が分かったのが、2017年の1月で、あまり身近に「がん」というひとがいなかったので、病気を知ったときは、月並みですが本当に信じられませんでした。

お正月明けに食べ物の通りがあまり良くなくて、胃の調子が悪いのかな?なんて話していた主人。

仕事が少し落ち着く時期だったので「病院で診てもらったら?」と言ったのが1月はじめでした。

そのときやレントゲンやエコーの検査を受けて、胃薬をもらってきて、胃カメラの予約を入れて帰ってきた主人。

胃薬を飲んだら、すこし調子が良くなったから

「胃カメラの検査の予約を忘れそうだったよ、今日病院に行ってくるね!」

なんて会話したことを、つい最近のように覚えています。

お昼ごろ、職場にいる私にメールで、「あんまり状態良くないみたい」「あとで病院来れる?」とのメッセージが。

夕方、病院に向かうと「すぐに紹介状を書くので医大に行ってください。」とのお医者さんの説明でした。

紹介された病院は、がん専門の治療センターがある大きな病院だったので、私達夫婦は、後日予約を取ってその病院に向かいました。

主人の診断はスキルス性胃がん、ステージ4

大きな病院で、詳しく検査し、治療すればもしかしたらすぐに元気になるかも、と微かな希望を持って医大に受診をした主人。。

紹介状を持っていっているのにも関わらず、最初の病院で受けた検査と同じものを一通りまたして、結果がわかったのは、最初に診断されてから、一ヶ月後のことでした。

お医者さんの病状説明は、

スキルス性胃がん、ステージ4、腹膜播種

というものでした。

手術できない、余命は腫瘍の状態などからして、平均で13ヶ月、5年生存率が極めて低いと説明を受けました。

抗癌剤治療をはじめて、やめるまでのお話

2017年1月に病気がわかって、主人は手術ができない状態だったので、抗癌剤治療をはじめました。

血液検査の数値で都度判断して、体の状態が良ければ、だいたい3週間に一度抗がん剤の点滴と、服薬をしていました。

主人は、食べることが大好きだったのですが、お医者さんに「長く生きられるのなら、胃を全摘してもいいです」とお医者さんに訴えているを聞いたときは、涙が出る思いでした。

抗がん剤治療をはじめてから10ヶ月、普段と変わらない生活ができていましたが、蓄積された抗がん剤の副作用が徐々に主人にとって負担となってきていました。

主人の場合は、手がしびれたり、ムカムカなどの吐き気、だるさ、便秘などです。

抗がん剤をやめたこと

2017年の年末、私達家族にはたまたま縁あって、セカンドオピニオンや薬物療法について助言してくれる人に出会いました。

それから、私達もたくさん勉強して、本人の意志を尊重し、抗癌剤治療はやめることにしました。

その理由は、

・抗癌剤治療で、主人のがんの腫瘍は、大きくも小さくもなっていなかったこと。
(腫瘍が大きくならなかったことが、効いていたとは思いますが)

・副作用が辛くなってきたこと。

・食事療法などできることで体と向き合いたかったこと。

でした。

その中でも、ある方が言ってくれた

がんを悪者にしちゃいけない。病気と戦ってもいけない。がんになって生死に向き合いわかったこともあるよ。

それに、がんは人が苦しまずに、死ねる方法なんだけど、治療するから苦しいし、痛いんだよ。

という言葉が今でも忘れられません。

主人の持っている本来の自然治癒力を信じてみたい気持ちもありました。

そして、薬漬けではなく、主人らしい生き方を選びたがったという気持ちが大きかったようです。

病状の大きな変化と入院生活へ

病気が分かってから、1年半が経とうとしたころ、主人はかなり痩せて、重度の貧血を起こすようになりました。

その頃から、だいたい2ヶ月に一度のペースで、家の近くの療養病棟のある病院で、輸血をしています。

そして2回輸血をしたあと、体は痩せてきているのに腹水が溜まるようになってきました。

腹水は抜くと体力が落ちるとお医者さんから聞いていましたが、腹水が胃を圧迫して、ものが食べられなくなってしまったので、それから腹水が溜まると抜きながら、食事は食べたいものを少しずつの入院生活をしています。

入院と自宅療養どっちがいいのか?

家で過ごしたいのか?入院していた方がいいのか?は、人それぞれだといいます。

何かあったら病院にいたほうが安心という人もいれば、家族と過ごす時間を大切にして、住み慣れた家で暮らしたいという場合もありますよね。

実際のところ、どちらがいいのか?は聞き辛いのが正直なところ。

病状が落ち着いたら、外泊なども利用してみて、主人が安心できる方を選んで決めたいと思っています。

家族や妻にできることって何?

病気になった主人のために、私ができることはなんでしょうか?

主人が病気になってから、私の頭の中は、主人の病状のこと、子供の教育のこと、収入面、など、脳みそがフル回転です。

そんな矢先に、母も亡くなり、子供も不登校気味、いろんなことが重なって、自分がおかしくなりそうなこともときどきあります。

誰にでも、身近な人が病気になることもあれば、別れもあると分かっていながら、自分の生きる役割や、「生や死」について、答えはでませんがよく考えさせられます。

ある人に、私は身近な人との別れを通じて経験して学ぶために今世を生きていると教えてもらいました。

そして、感情に蓋をしないで、素直な気持ちに従ってみてとも言われました。

人と比べず、主人の病気も全部含めて私たち家族であり、何も悪いことではないということを経験することが、私の魂のテーマなのかなと思っています。

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まとめ

とりとめのない、記事となってしまいましたが、主人の病気の経緯を書いてみました。

ご家族やご自身ががんと告知されて、ショックを受けている人、闘病中の方、たくさんいらっしゃると思います。

今感じることは、それでも時間は流れて、生きていかなくてはいけないということ。

病気がわかって辛いこともあるかもしれないけど、残された時間をどんなふうに過ごすのかには答えがないと思うので、私達らしい今を一生懸命生きて行こうと思っています。

あなたにもそうして欲しいと思っています。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

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